2010-12-24 稲垣純也スナップ28 「荷台」 稲垣純也スナップ28 「荷台」 仕事前の待機中、車を止めてぼおっとフロントガラスの向こうを見ていた。 前にトラックが停車をしている。白い荷台に木漏れ日がさらさらとそよいでいる。 僕はそのとき何を見ていたんだろう。 白い荷台か、木漏れ日か、または遠い記憶の向こうなのか。 「見る」と言う行為は意識しているときで、ぼうっとしているときは視覚は曖昧だ。