本に線を引く。

本を読むのが好きだ。
小説でも、新書でも、なんでも。
読み始めたのは小学生の頃、ショートショート星新一
読みやすかった。しかし父にそんな簡単で内容のないものは読むなと言われた。
そこがスタートだったと思う。
禁止されるとよけいに読みたくなり、父に隠れて星新一を全部読んだ。
次にスティーブン・キング司馬遼太郎アシモフ、クラーク。
面白い物をどんどん読むようになった。
高校生の頃映画が好きになり黒澤明が対談に言っていたことを真似するようになった。
本を読むとき自分が感動したところに線を引く。そうしたら本は自分の物になる。
それから本は必ずペンを持って読んでいる。
図書館や人から借りることが出来なくなった。自分の読んだ本も人には貸せない。
本は自分の物になった。
線を引いたところを読み終えたらもう一度読む。その中でもこころに響くものはノートに書き写す。
文章が自分の物になる。
この「本に線を引く」ことを15年くらいしている。

「言葉」は地と肉になり、生きていく糧になる。
何回か助けられたことか。

「言葉」はいいテーマだ。